Home > day

day

2012

  • 2012.01.03 Tuesday
  • day
newyear2012.jpg

昨年の11月14日、桃次朗が旅立ちました。
一応、心の中は喪中という事で年始のご挨拶は出しませんでした。

しかし!
お年賀ハガキは有難く頂戴いたしておりますので
手前勝手ではございますが、ココでご挨拶とさせてくださいませ。


みなさま、本年もどうぞ宜しくお願い致します














Music [ 経るとき / Yuming ]

You're not alone.

  • 2011.03.30 Wednesday
  • day
「来ちゃダメだよ、見ない方がいい。気仙沼は地獄です。」
この言葉には返事のしようがなかった。
瓦礫をどける毎に遺体の数が増えていく。
狭い町だ。それが見知った顔だったりする。
想像を絶する。
どれだけ辛く悲しい思いをすれば終わりが来るのか。
いつもの慣れ親しんだ景色は見るも無残な瓦礫に姿を変えた。

暗くなると治安が悪くなり、また新たな心配事が増える。
遺体のポケットから金銭を盗むバチ当り野郎や、
津波からかろうじて残った家に空き巣に入る輩、
嫌がらせで窓ガラスを叩き割る者までいるらしい。
なんにも無くなってしまった中にポツンと残った信用金庫からは
4千万円という大金が盗まれた。
その場にいないワタシでさえも、それを聞いただけで暗い気持ちになる。



「この先どうなるんだろう。不安しかない。」泣きそうな声で言われた。

「大丈夫だよ。
ちょっとずつかもしんないけど、必ずなんとかなるから。」

何の根拠もないんだけど躊躇わずにそう言った。
その言葉しか思い浮かばなかった。

大きな溜息の後に
「そうだね。そうだよね。」
自分に言い聞かせているようだった。

「子供達の為にも頑張らなきゃね」と少し力強く言った。

「頑張らなくてもいいよ。とりあえずお母さんは笑ってればいいんちゃう?」

「アホみたいじゃん!」と言って笑った。

「毎日、大丈夫!ってメールしよか?」

「ウザイわ!」と言ってまた笑った。

ワタシに出来る事は
ほんの一瞬だけ笑わせるぐらいしかないけれど
ウザイと言われるのを覚悟で、大丈夫だよ!といい続けてやろうと思う。
そして、何年後かに
「ホントに大丈夫だったじゃん!」と言える時が来るよう
ワタシなりに精一杯サポートをして行こう。



自衛隊の方やレスキューの方、おまわりさんたち、
地元の消防団の方たち、医療関係の方々、
ボランティアで様々な方面をサポートしてくれてる方々、
ライフラインの復旧の為に全国各地から来てくれている技術者サンたち
トモダチ作戦遂行中のアメリカ海軍の方々、
世界各国から義援金をはじめ様々な物資や人力を送ってくれている方々、そして
被災地へエールを送ってくれているワタシを含めた日本国民の皆さま方
これだけ書いてもまだ書ききれてない程のサポート陣の方々
心強くて頼もしくて、ニュースや報道記事を読む度に
何度も何度もお礼を言ってしまいます。

それとそれぞれの被災地の子供たち、
中でもお兄ちゃんやお姉ちゃんな年頃の子達が
一生懸命に大人達や小さい子達を支えてくれて本当に本当にありがとう。
君たちだって辛いだろうに、笑顔を絶やさないでいてくれてありがとう。
どうか、もうちょっとの間
大人達に気合がみなぎるまであともう少しだと思うから
それまでの間、どうかどうか宜しくお願いします。

そして、そんな健気な子達の為にも
精神的なケアをしてあげられる専門家なり環境なりが
早く整ってくれる事を強く望みます。

smile

  • 2011.03.22 Tuesday
  • day
顔で笑って心で泣いて。

目や耳に入ってくる情報は心が折れそうな事ばかり。
でも、そんなのはまだまだ序の口だ。
これからは、聞きたくない事や知りたくはなかった現実も
容赦なく入って来はじめるだろう。
覚悟しなきゃいけない。

でも、やっぱり
生きていて欲しいと祈らずにはいられない。

<< 2/18 >>

Home > day

Search
Feeds

Page Top